こんにちは! 現場で職人をしながらブログを書いてるamidamです。
僕は新築やリフォームの現場でキッチン等を提案したり売ったり取り付けたりする仕事をしてるのですが、工事に入った時に「ん? これは・・」って思ったお客さんのお話です。
若干ホラー要素もあるので、心臓叩いてから読んでください^^
もくじ
老夫婦のお話
お施主さんのお宅に伺い作業に取り掛かると・・
子供の声で「お腹すいた」「今日は天気いいね」「こんにちは」「おはよう」等、四六時中子供の声が・・・
たしか老夫婦の二人暮らしって情報だったのに、ずーっと子供の声が・・
お孫さんかなっ? って思って気にしなかったのですが、声は聞こえるけど物音がしない! 変だな~怖いな~って思い作業終了したのでリビングにお施主さんを呼びに行くと・・・
壁中一面に喋る人形が~~~~!!!
ウソでしょ? 菊人形みたいなのが100体以上あったのではないでしょうか? とにかく怖い~~~!!! ぎゃ~~!!!
老夫婦の二人暮らしは寂しいのかもしれないけど
超怖い~~~~!!! 夢に出る~~!! 人形が代わる代わる喋ってました!!
老夫婦のお話2
キッチンの施工中のお話なんですが、壁にキッチンパネルを貼ると施主のお爺さんが・・
爺・・「このキッチンパネルは一枚で天井から床まで貼れないの?」
僕・・「天井まで2400㎜以上ありますので一枚では貼れませんねぇ~」
(キッチンパネルは2400㎜か8尺の長さが基本的な長さになります。)
爺・・「ショールームでは天井から床まで一枚で貼れるって言われたぞ!!」
ヒートアップするジジィ!!
僕・・「(ショールームの無知な奴が年寄だからって適当に接客しやがったな)」
僕・・「製品が無いので無理なんですよ」
爺・・「製品あるくせに、何で君は嘘つくんだ!!」
ヒートアップするクソジジィ!!!
僕・・「製品は本当に無いので担当者様に確認取って貰っていいですか?」とジジィに言うと・・・
ジジイ・・「ふざけるな~~~~!!!」っと言って僕をドンっと車道に突き飛ばしました・・・
そして静観していたクソばばぁも「お父さんは曲がった事が大っ嫌いなんだから!!」
えっ? えっ? 僕、悪者なの? 突き飛ばされて罵声を浴びせられた僕には、この家を綺麗に施工しようという意欲は完全に失いました!
とりあえず従業員に「帰るから道具片付けろ」と指示をし、元請にも「こういう事があったので帰りマース」と連絡すると・・・
元請・・「ちょ、ちょ、待ってください!」
僕・・・「無理だ! アディオス!!」
元請・・「今すぐ、そちらに向かうので待ってください!!」
僕・・・「無理だ! さらばだ! サラダバー!」
元請・・「工事費3倍払いますのでお願いします!!」
僕・・・「片付け待て~~~い!!」
僕・・・「元請さんの漢気しかと受け止めた!」
この、元請さんが出来た人で、あんなにイカれてたジジィを鎮めて、一枚で貼れないって言ってたキッチンパネルも分割で貼る事を納得させて工事も遅らせなかった!
そして、僕は少し高額請求だったかな? って思ってた工事費が3倍!!
時給10万^^
結局、この爺さんは、とんでもないクレーマーで大工、内装、設備業者もイチャモン付けてたそうです。
僕は工事が終わった日にジジィと元請の立ち合いで手直しが無いか確認してもらい終了書のサインも書いてもらったので、二度と行きませんでした!
まとめ
在宅リフォームは色々なお客さんが居ます! もう少し事例を書こうかと思ったのですが長くなりそうなので、またの機会に^^
クレーマーってのは最終的にリフォームの減額や金銭を要求してきますが個人が大企業のクレーム対策に敵うはずもなく玉砕されるのが落ちです。
それでもクレームを言い続けると逆にハウスメーカーや機器メーカーに訴えられます!
お客さんは知らないかもしれませんが工事する側は自分の身を守る為に傷や汚れの無いよう写真や動画を撮って保存してます。
その後も元請さん等の何人もの検査を受けてからお施主さんに引き渡されるので、お施主さんが「傷あるよ!」なんて言われても一応対処してますが、検査の見落としかお施主さんが付けた傷なのかは、簡単に見破れます。
「あっ、ぶつけて傷付けてしまった」なんて事があったら正直に言った方がいいです! 「傷付いてたよ!」なんて嘘付くとせっかく築き上げた信頼関係が台無しになってしまいます。
正直に言おうが嘘付こうが無償か格安かで保証してもらえる事が多いので心が痛むよりかは正直に言った方が何かと得は多いですよ。
おしまい。