こんにちは! 現場で職人をしながらブログを書いてるamidamです。
震災から9年が経ち、もう復旧は大体出来てきましたが、復興まではまだ少し掛かりそうです。
追悼式も今年はコロナウイルスの影響で中止になり、被災地の方々は風化させないよう様々な努力をしています。
僕も微力ながら少しは伝えていけないだろうかと思ったら昔の携帯に撮った写真があったので公開しながらお伝えします。
地震直後の道路
道路の継ぎ目や橋の継ぎ目に段差が出来て走りにくい状況や場所によっては走れない場所もありました。
信号は見ての通り止まっていますので交差点は非常に危険な場所に早変わりでした。
交差点の亀裂!
道路の陥没!
マンホールの隆起! これがあちらこちらにあるので車を走らせるのは非常に危険でした。
どこかが燃えてます! しかしこれ震災当日では、なく少し日が経っています。
燃えてるのにしばらく消火が活動が出来なかったそうです。
あちらこちら燃えています。
こちらも消火出来ないのでしょう。
建物
写真横で申し訳ないないのですが、前日まで普通に建っていた建物が完全に倒壊してます。
水道管は破裂してずっと水が吹きだしていました。
1階の1部分は駐車場になっていたのですが建物の下敷きになっていました。
津波の後
地震で本当に恐いのが津波って事も今回の地震で教わりました。
上の写真は空き地を写したわけではありません。
ここにはビッシリと家が建ってたんですが津波で荒野になってしまいました。
砂がまだ残ってますね。
こちらも道路なんですがガードレールが信じられない曲がり方をしていました。
ここにも瓦礫や砂浜の砂が流されて来てます。
地震から9日目の道路状況です。
道路の瓦礫だけを取り除いて集めている状況です。
道路の砂は処理していません。
ここも普通にきれいな道路と歩道だったのですが砂だらけになってしまいました。
これも道路状況です。
被災した車
津波が引いた後には多くの車の残骸を見ました。
車だけの残骸ならいいのですが、明らかに人が乗ってる車の残骸も見ました。怖くて覗けませんでしたが僕の見間違いだと言い聞かせるしかありません。
気になる
津波が来た地域で見つけたのですが、海専用の腕時計シーマスターが水没で浸水してました。
高級時計なのに持ち主は何処に行ってしまったのでしょうか? 無事でいてくれることを祈ります。
終わりに
天災はどうしても避ける事は出来ません。
受け止めた後にどうするか? 今できる事は何なのか? どう備えるべきなのか?
被災地ではよく生きているのではなく生かされているっていう表現をします。
それは、本当は生きたかったのに奪われてしまった命があるからです。
僕の記事が少しでも風化しつつある震災の悲惨さを伝えられれば幸いです。
おしまい。