amidam現象

現場で職人をしながらブログを書いてます。現場、買い物レビュー、ガンプラ、子育て等書いてます。

【システムキッチン】天板カウンターは何がいいの? 王道の3種を徹底比較!

こんにちは! あみだむです^^

 僕は20年以上建築現場で水回りの販売施工をしています。
販売する時にお施主さんが悩むのがカウンタートップと言われる部分! 天板とも言われます。

正直言ってしまえば、「金額が上がるほど良いのに決まってんじゃん!」ってなるのですが、まぁ、生活のスタイルや取り付ける場所等で色々変わってくると思うので僕がオススメするキッチンのカウンターを特徴と共に解説していきます。

メーカーじゃ絶対に言わないと思うので僕がぶっちゃけます^^


メーカーはLI〇IL製を例にとって解説します!

 

 

もくじ

 

 

テンレスカウンター良いとこ悪いとこ!

ステンレス

出典:LIXIL

 

ステンレスカウンター良いところ!

ステンレスカウンターの良いところは価格がリーズナブルなとこです! 料理出来れば特にキッチンの見た目はこだわらない方や無機質なデザインが好みの方にオススメです! 

後々解説するカウンターには、割れると言うデメリットがあるのですが、ステンレスカウンターには割れる心配がありません。

 

ステンレスカウンター悪いとこ!

種類が少ない事! 
表面のパターンが少ないので個性を出すことがあまりできません。

錆が染みる! 
錆びた物を置いてると錆が浸透してしまいます。俗に言う貰い錆っていうやつです。ステンレスに貰い錆がおきてしまうと、取る事が出来ません! 水回りは錆びてしまう物も多いので注意しなくてはなりません。

凹む!
当たり前なんですが物を落とした時に凹みます! 吊戸棚から何か落としてしまえば普通に凹みます! 他にも尖った物を落としたりしても凹む事があるので落下には注意が必要です! 裏から叩けば目立たない程度には出来ますが跡は残ります。

 

 

 

造大理石カウンター良いとこ悪いとこ!

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出典:LIXIL

 

人造大理石カウンター良いとこ!

種類が豊富!
人造大理石カウンターは今一番出てるカウンターです! 値段も見た目も種類も豊富で多くのメーカーは人造大理石カウンターが主流なので選べる楽しみがあります!

種類や色が豊富なので生活に合わせたパターンがが選べます! 失敗も少ないので多くの方が人造大理石カウンターを選んでくれます。

どんな扉カラーにも合うので間違う事もありません! まぁ、ド定番と言って間違いないですね。

 

補修が出来る!
傷が付いても補修出来るし部分的に欠けても補修できます!

 

人造大理石カウンター悪いとこ!

実は汚れる!
間違いない人造大理石カウンターなんですが、実は悪い部分もあります! メーカーは汚れにくいと言ってますが貰い錆は普通にありますし、油汚れを完全に拭き取るには、高濃度のアルコールが必要になります。

破損する!
硬い物を落としたりすれば欠けたり割れたりすることがあります。 修理には職人と特殊な材料が必要になるの事もあるので補修費は高額になる場合があります。

 

 

 

ラミックカウンターの良いとこ悪いとこ!

リシェルSIの「ワークトップ」

出典:LIXIL

セラミックカウンター良いとこ!

ここ何年かで出てきたセラミックカウンターなんですがこれは、本当に凄いです!

傷が付かない!
とにかく硬いです! 傷付くかな? って思ってカッターで「ギィィ」って切ってみたのですがまったく傷付きませんでした!

IHヒーターの前にガラスを立てたいので穴を開けて欲しいって依頼で穴を開けに行ったのですが、ドリルでも歯が立ちません(TT) 磁器タイル用のドリルを何本か使って何とか穴が開きましたが、とにかく硬かった!

おしゃれ!
とにかくこのカウンターはカッコイイよ! 黒に近いグレーなんですが高級感は半端ないですね^^(実際高額なんですが・・)

 

セラミックカウンター悪いとこ!

高い!
とにかく金額が高いです! カウンターだけでなかなかの中古車買えるくらいあります! 僕の仕入れ値は破格なんですがそれでも高額です! こだわりがあったり、予算に余裕があるとかじゃ無ければ選べません。

重い!
とにかく重いです! 搬入してる時なんか腕がちぎれるんじゃないか? ってくらい重いです! 床が貧弱だったら重みで床が歪んでしまう事もあるかもしれません。(実際沈んだ現場があってジャッキアップしてもらいました。)

衝撃に弱い部分がある!

とにかく硬いのですがヘリの部分は衝撃に弱いです! と言っても普通の衝撃は大丈夫なんですが硬い物をヘリにダイレクトにぶつけたりすれば割れてしまいます! 補修は原則的には出来ません! 交換になります。

お施主さんが欠けさしてしまったとこを補修した事がありますが、とにかく色合わせが難しかった・・

 

 

 

とめ!

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カウンターひとつ取っても種類や特徴が多種多様で生活や予算に合わせて選ばないと後悔してしまう事もあります。

メーカーの営業マンやショールームのおねぇさんは良いとこしか言いません! 悪いとこはオブラートに包んで言うでしょう。

知らないで選ぶより少しでも知恵を付けてから選んだ方が絶対に得するでしょう。
これを読んでくれた方が少しでも参考になれば幸いです^^

 

 

おしまい。