こんにちは、ダメ人間です^^!
前回500万円の借金を背負ってしまった僕・・(自業自得なんですが)
返済する事を決めるのです!
前回までの記事
もくじ
全てをリセット
借金を返す為に僕がした事が、借金を返すまで遊ぶのを控える(控えるってとこが少し甘いですがね^^)
遊ぶ女の子を断捨離し、遊んでた友達にも事情を話し距離を取り、2台あった車も1台売却しました(通勤用)
仕事はそのまま続け、返済計画と収入アップを模索するのです。
特定調停
特定調停(とくていちょうてい)とは、日本の民事調停手続の一種であり、特定債務者の経済的再生に資するためになされる、特定債務者及びその債権者その他の利害関係人の間における利害関係の調整に係る民事調停であって、当該調停の申立ての際に特定調停手続により調停を行うことを求める旨の申述(特定調停法3条1項)があったものをいう(同法2条3項、2項)。
要するに、特定調停とは、借金の返済が滞りつつある借主について、裁判所が、借主と貸主その他の利害関係人(保証人など)との話し合いを仲介し、返済条件の軽減等の合意が成立するよう働き掛け、借主が経済的に立ち直れるよう支援する手続である。このような性質を有するため、民事調停の一種ではあるが、倒産処理手続の中の再建型手続の一種として位置づけられることがある。実際にも、多額の借金を抱える者が破産せずに返済の負担を軽減できる制度として広く利用され、その申立ては2000(平成12)年の特定調停法施行後急激に増加し続けた(特に大阪市の三セク。大阪ドーム、クリスタ長堀など)。もっとも、2004(平成16)年現在、申立件数は減少に転じつつある。
出典:wikipedia
要するに返済する気はあるので利息を減らしてくれって言う制度!
この制度の良いとこが元々は弁護士だった方(調停委員)が無料で仲介に入ってくれるというもので、直接貸主と交渉せずに調停委員の方が話してくれる事です。
当時の金利29%と言うのは債務者が、その利息でもいいから貸してくれっていう利息で本来は18%が上限だったのです。
金利29%で了承して払うのがみなし弁済(間違ってたらごめんなさい)と言われてます。
「いやいや、僕その利息了承してないし」ってなれば今まで払ってきた差額の過払い金は返済されるのです。
そして調停委員さんのが交渉してくれた内容は・・
「ここまで真面目に払って来たのだから18%の金利に計算し直しなさい! そして過払い金を返済しなさい! 債務者に金利の説明を上辺しかしなかった事で債務者は金策に悩まされ自転車操業をしたのだから、今後の金利は0にしなさい」
と言うもの! おばあさんの調停員さんでしたが凄く親身になってくれて本当に感謝しています。
しかし特定調停と言うのはすべての借金に対して行使しなくてはなりません! そう! 車のローンもです!
車のローン会社は烈火のごとく怒り、「今すぐ車返せ!」とまで言ってきました! 特に返さない理由も無かったので「返します」と言うと「やっぱり利息無しでもいいから払ってくれ」と言われました。
と、言う事で仕事用の車の売却と過払い金で100万円くらい返ってきたので僕の借金は400万円となりました。
400万円という明確な返済金額が現れれば後は本気で返すだけです!!
死ぬ気で返済!
僕はこの返済期間を死に期間として設定しました!
今現在で働いてる会社は必ず将来役に立つと考えていたので、仕事の後にバイトをする事にしました。
せっかくバイトするなら時給も高く自分にプラスになる職種を選ぶと夜の飲食店が浮かび上がりました!
飲食店と言っても接客しながらの飲食店で(ホストではありません)料理に、接客、話し方、僕に足りないすべてが学べてお金も貰えるなんて、こんな恵まれた環境は無いなと思い飲食店で働くのです!
しかも、お客さんが僕に飲ませると、そのままの金額が僕にバックされる制度もあったので、お客さんの話を聞いて話して気分を良くしてもらい飲ましてもらう。
しかし飲食店の月の給料は色々頑張っても20万円前後・・ 本職と合わせても40万円に届きません! そこで僕は登録制の人材派遣会社に登録するのです!
人材派遣会社は主にイベントの設営、資材搬入などがメインで本職が日曜休みだったので日曜メインで働きました!
もちろん日曜日も飲食店のバイトはありました!
止まらず働く!
この生活は本当に体に害をもたらしました!
朝6時に起きて当時の本職は従業員だったので遅くても7時には帰れます。
夜8時から夜中の2時半までバイトで帰宅は夜中3時過ぎ。
それが日曜日から土曜日まで続きました。
唯一休めるのがバイトの定休日の月曜日の夜だけ、毎日毎日死ぬ気で働きました!
もちろん本職もバイトも手を抜く気も無くむしろ吸収して自分の身に付けようと必死で集中して働いていました!
身体が付いて来ない!
毎日毎日働いて収入は問題ないのですが体は悲鳴をあげていました!
完全に睡眠が足りていないのです。
バイトの帰宅が3時過ぎでも帰ってすぐには眠れず、朝6時には起きなくてはいけないので夜(朝方)の睡眠は2時間、本職では現場までの移動で仮眠と昼休みに仮眠。
身体が限界に近づくと、どうなるかわかりますか?
これは人それぞれだと思うのですが僕の場合は目を開けてるのに目の前が真っ白になり目が見えなくなりました。(運転中じゃなくてよかった)
イメージしてもらうなら、目を閉じると真っ黒になるじゃないですか? それの白バージョンです。
あとは、横になって寝ると金縛りによく合いました。
金縛りって脳が寝てるのに目を覚ましてしまう現象なんですが脳は寝てるので夢のような幻覚をエグイくらい見ました。(女性の裸見たかったな・・)
半透明の知らない人が目の前でこっち見てたり、部屋がグニャーって歪んでみえたり、面白かったのがメガネの塊で出来たボールがフワフワ浮いてたり!
まぶただけが動いて体はピクリとも動かないので声も出せませんでした。
慣れてくれば目を開けないで、そのまま閉じてれば睡眠に戻るので無駄な時間を過ごしたくないので、そのまま睡眠に戻ってました。
頻繁に片頭痛にもなりました。
「返済するまでは」と思いとにかく気を緩めないようにしていました。
完済
死にそうになりながら毎日働いていたのですが、人間慣れってあるんですね^^
こんな地獄のような生活にも段々と、慣れてきました。
飲食店のバイトは出世して料理全般を任され他のバイト達の指導と采配を管理するようになり、系列店が激混みでヤバいのでヘルプ要員を要請されるときは僕が指名されるようになってました。
激混みの時は大入りっていう制度があったので、なかなかの金額の小遣いが貰えました^^
人材派遣も週一だったのですが本業が職人だったので普通なら1現場1日らしいのですが早く終わらせられたので1現場やってから違う現場に派遣されるようになり、給料も最初の倍近く貰えるようになりました。
給料は全部、返済用の口座に振り込んでもらってたのですが、ある時事件が・・・
お金が引き落とさず、逆に貯まってる!!
そうなんです。いつの間にか返済は終わっていたのです。
そこまでの期間1年3か月くらい・・
遊び過ぎた清算がやっと終わったのです。
夜のバイトのオーナーに「辞めさせてください」と言うと、かなりの好条件で引き止められましたが、今のバイトを育てて週3にしてもらい少しづつフェードアウトして欲しいって事だったので了承しました。(今でもこのお店には飲みに行きます)
人材派遣は出れる日を言うだけで出勤で来たので、登録解除しました。
ここで僕の返済までのお話は終わりです。
最後に
人間追い詰められて、死ぬ気で本気出せばガッツリ稼げます。
僕は借金返済の為だったけど何かの目標や夢に向かってる方は実践してみてもいいと思います。
そして僕がここまで頑張れたのは彼女の応援があったからだと思います! 遊ぶ時間も無く借金返済したら「結婚しよう」って約束をしてました。
愛の力は絶大だったのかもしれません。
借金を返済し心機一転するためにも僕も変わろうと思い丸坊主にしました。
そんな僕を見て彼女はこう言いました・・・・
きもちわるっ!! 別れよう!!
髪が伸びた時に復縁したのですが上手くはいきませんでした^^
最後の最後まで女がらみかよ!!
おしまい。
前回の記事も合わせてどうぞ~^^