amidam現象

現場で職人をしながらブログを書いてます。現場、買い物レビュー、ガンプラ、子育て等書いてます。

【流木】無料で手に入れられる建材の3つの下処理法

 こんにちは! 現場で職人しているamidamです!


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海や川なんかに落ちてる流木! これをどうにかオブジェや家具に使いたい時ってありませんか?


ただ、汚かったり虫など付いていたら、せっかく使えそうな木でも諦めなくてはいけないですよね?


流木をインテリアや部屋のアクセントにしたい方に少し潔癖症な僕が、流木を加工する前の下処理を紹介します!!


下処理をしないと虫が出てきたり腐って異臭を放つ原因にもなるので家で使う場合は必ず下処理をしましょう。


やり方は人それぞれだと思うので僕が大工さんから指導を受けたやり方でいきます。


今回は川よりも過酷な状況の海で拾った流木の下処理でいきます。

 

 

もくじ

 

 

処理1洗浄

海から拾ってきた流木はとにかく汚いです! 虫の巣や砂などがガッツリ付いてる事も珍しくないので、とにかく拾って持ち帰ったら一番にやる事が洗浄です!

洗浄のやり方は、ゴリゴリやる! とにかくタワシなどでガリガリ削るように洗います。

理由は乾いた時にボロボロ粉拭いて家を汚すのを防いたり、腐った部分を削り落とすのが目的です。

皮が付いてる流木もこの時に落としてください!(皮が付いてる流木はまだ未熟だから拾わない選択肢もありますが、形が気に入ったらとかなら大変ですが皮むきもしましょう)

 

 

処理2塩抜き

海で拾ってきた流木は海水が隅々まで染み込んでるので塩抜きが必要です!
小さい流木なら煮沸で塩抜き兼消毒が出来ます。

小さい流木なら20分から30分位の煮沸で大丈夫です! 大きいのだと1時間から2時間くらい必要です! でも入れ物もコンロも無い場合だった時は・・・

安心してください! 時間と場所は掛かるけど簡単な塩抜きがあります!

真水に浸け置いてください! 大物だったら地面に穴を掘ってビニールシートでプールを作って浸しておくのも良いでしょう。

期間は2,3日浸けて乾かして念のために、もう一回浸け置くと良いでしょう。

塩抜きの仕上がりは臭いを嗅いで磯臭くなければ大丈夫です。

 

 

処理3乾燥

一番時間が掛かるのが乾燥です! 乾燥のやり方は陰に干して待つ!
 
日に当てて乾燥させてしまうと割れたり、変形してしまう事があるので、とにかく日陰に置いて待つ!

乾燥したかのチェックは硬い物で叩いてみて軽い音がしたら仕上げたり加工したり出来る合図です。

 

 

上げ

長く使う為の仕上げは防腐剤塗ったり、バーナーで焼き色を付けたり、色を塗ったり色々ありますが、風合いを出したい場合は焼くのがオススメです!

焼き方はバーナーで表面を焦がして、乾いたタオルでゴシゴシ拭く! 拭き方が足りないと焦で服や手を汚してしまうのでしっかり拭きましょう。

 

 

後に

木は切られても何年も生きています。海や川に落ちてる流木を見ると何か使えそうな木が訴え掛けてるような気がする事があるかもしれません。

自分で見つけて処理して使ってみる流木には愛着が湧きます!

流木使って家具を作っても良いし、メルカリなどで販売も出来るのでタダで色々遊べる流木は拾うしかないでしょ^^


 

おしまいっ。