こんにちは! 現場で職人しながらブログを書いてるamidamと申します。
僕はキッチン、カップボード、洗面化粧台等の販売施工をしてるのですがどうしても勘弁してほしい仕事があります。
それは、誰が施工したか知らないが手直し!
なんで、この仕事が嫌いなのか詳しく書き綴りたいと思います。
もくじ
何故素人がやる?
キッチンやカップボードって実は普通の人でも施工は出来ます! ただね、絶対に部品余って「これなんだ?」 ってなります!
実は、多めに部品があるのですが、正直手直しで訪問すると、「これ一番最初に付けないとダメなやつじゃん」ってのがあります。それを手直ししてくれって頼まれると・・
全解体じゃねーか!!!!
こっちは、手直し分の料金しか貰ってないのに解体→手直し→再施工ってなると、最初から施工費貰って工事を依頼された方が、こちらとしても気が楽なんだよね。
なのでメーカーにこう言います!
「手直しの範囲超えてるので施工費上げなければ撤収します!」
こうなってしまうとメーカーはハウスメーカーや販売店に、もう一度値段交渉しなくてはなりません。
それを了承する、2度手間、3度手間な工事をして無駄な工事費払うハウスメーカーや販売店の意味が分かりません!
だったら最初からメーカーの指定工事店に工事を依頼してた方が良くないですか?
保証が効かない!
知ってますか? キッチンやユニットバス等は、メーカーの指定施工店に依頼しないと保証が受けれません!
大手のハウスメーカーでも大工さんや設備屋さんに工事させ、保証が効かないという事もあり、不具合があると本職の僕たちに手直し工事が来ます。
本職の僕たちは、製品不具合か施工不具合を判断してメーカーに工事費を請求します。
製品不具合ならメーカーから手直しの施工費が出ます! しかし100%近くは施工不具合なので施工費はハウスメーカーや販売店が負担します。
お客さんは、そんな事も知らずメーカーの人が調整に来たのだと思うのです。
お客さんに手直しは禁句なので調整って言葉が選ばれます。
手直し代
これって誰が払うの? 実はハウスメーカーや販売店は痛くも痒くもありません! 何故なら工事費は、お客さんが払うから!
こういう事もあると念頭に置いてる工事費が最初から請求されてるので、お客さんは素人に施工されて何もなければハウスメーカーや販売店が儲かり、何かあれば、その予備費から支払われているのです。
プロにお願いしたいなら
これは最初から、メーカー専属の施工士に工事させてくださいってハウスメーカーに頼むしかありません。
もちろんハウスメーカー側がメーカーの施工士を指定してくる場合もあるので確認は非常に大事な項目になると思います。
メーカーの施工士に頼むメリット!
キッチンやユニットバスなどそのメーカーの製品を知りつくし、メーカーの講習も受けてるそのメーカーに特化した施工士が工事します。
部品等も施工しながら厳しいチェックをするので傷、破損など見つかればすぐに対応します。
本職でない人は傷、破損は気付き難く段階も踏めないので「傷あるよ!」って言ってもメーカーには「本当は傷付けたんじゃないの?」って疑われて対応してもらえない場合もあります。
メーカーの施工士に頼むデメリット!
工事費が高い!
何故かと言うと工事する施工士の他に管理するメーカーの人間も居るので人件費が少し割高になります。
当たり外れがある!
どうしても施工は人の作業なので経験値や器用、不器用の個人差があるのも否めませが、最低ラインは超えてる施工士が大半なのであまり気にしなくても大丈夫です。
まとめ!
専門職があるにも関わらず素人が施工して問題を起こすってのは昔からある事なんだけど、マイナーな専門職を調べてから新築やリフォームを計画しても良いと思います。
大きな買い物する場合は下調べも大切にしないと大きな問題を起こす場合があるので念入りに調べて工事を依頼しましょう~!
水回り機器の事なら相談に乗れるのでツイッター等でお気軽にご相談ください^^
おしまい。
お水は大事って記事も宜しければ合わせてどうぞ^^