僕は現場で働く職人です。
正直僕は勉強も嫌い、机に向かうのも嫌い、高校も無理やり行かされダブりかけたけどなんとか卒業し、進学も就職もせず生きてきました。
高校を卒業してもパチンコ、パチスロで日銭を稼いで飲みに行ったり、ナンパしたり遊びまくってました。
そんな生活が3年くらい続き、いつもの様に飲み明かして朝方帰ると母親から連絡があり「おじいちゃんが亡くなった」と・・・
おじいちゃんが亡くなる前に母親にこんな事を言ってたそうです。
「働かせなさい」
えぇぇぇぇぇ!!!母ちゃんじいちゃん死んでから言うかねー
母「あんたが帰って来ないからでしょ」
僕「・・・」
元々働く気はあるしパチンカス生活にも飽きていたので仕事探しに
しかし机嫌い、文字嫌いの僕が思い浮かべるけるのは・・・
接客か肉体労働の二択(他にもあるのだろうけど当時は思い付きませんでした)
そして難なく住設機器工事会社(主にキッチン、キッチン周りの家具)に就職!
僕の性格上やるなら登る精神なので先輩たちより勉強し仕事の復習を家でやりノートにまとめ(こういう時は机に向かうんですね)なんとか一人前になります。
その後は自分で仕事も請け負い独立するのですが・・・
仕事量半端ないのに人材確保できなくね?
ってなります。←今ここ
求人募集もそこそこ良い待遇なんですが人が来ません。(一応来るのですが要望に応えれなさそうな方は不採用にしてます)
なぜか?
- 今の親方達は週休二日制など無い時代。
- 祝日も仕事がある。
- 現場職は決まった職場が無い為、現場が遠いと朝早く夜遅い。
- 汚れる。
- 雨、雪でビチャビチャになる。
- 冷房なんてないので夏暑い。
- 冬寒い
- 休むと後業者に多大な迷惑を掛けるので休めない。
大体こんな感じの理由があるため職人を探してる会社は苦労されてるんじゃないでしょうか?
現場の現状
これは地域などで変わってくるとは思いますが
50代60代の方々が今の建築、建設業を支えてるのかなと感じます。
外国の方も増えてきましたがリミット付なので単純作業しかさせれません。
打開策!
まぁ、こればかりは賃金アップしかないのでは?
若い職人などを支援出来るような法律が欲しいです。
未来
段々職人さんも高齢化が進み若手が入って来ない状況で、入っても過酷な労働条件では職人さんは衰退していくのかなと感じます。
労働災害も建設業が多いですし・・・
強引にまとめ!
昔と今では休み方も違うし数をこなさないと賃金アップには繋がらず、環境が過酷なこともあるので、なかなか若い新人が来ない。
しかし、現場終わりの達成感は計り知れないと思います。
僕はある、リフォーム工事で最終日に施主の奥様が感動して泣かれてしまった事があります。
こういう事が出来るのは非常に誇りに思います。
建物など形に残るので「この建物の〇〇パパがやったんだぞ」など職人あるあるですが家族に少し自慢出来るのもいいとこかなって思います。
おしまい
m(_ _)m